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2008年9月11日 (木)

フランス・イタリア旅行記(7)~ル・コルビュジエ『サヴォア邸』編~

8月30日。


この日は半日だけミッティーと別行動。


別にケンカしたとかではなく、

行きたい場所が違ったから。


僕はフランスへ行ったら

どうしても行きたい場所があったんです。


それがル・コルビュジエのサヴォア邸。


20世紀最高の住宅建築と言われていて、

おそらく建築学徒で知らない人はいないぐらいの傑作。


というわけでミッティーはヴェルサイユ宮殿行って、

僕はRER(高速郊外鉄道)に乗って

ポワシーへと向かいます。

Cimg5718



















約40分後、ポワシー駅に到着!

Cimg5722



















そっからサヴォア邸までは徒歩15分ということで、

バスは使わず歩いて行くことに。


このポワシーという街は閑静な高級住宅街でして、

めちゃくちゃイイ雰囲気!

Cimg5728



















セーヌ川なんかも流れてたりして、

Cimg5852_3

将来ここになら住んでもいいって本気で思った!


やっぱり都会よりは郊外のちょっとした

田舎のほうが好きです。


そんでポワシーの街並みにまったりしつつ、

看板に従って、サヴォア邸へと向かいます。

Cimg5735

























「よし!とりあえず左かー!」

…っでひたすら左に。



そしたら20分後…街のはずれまで来ちゃった…


「ここはどこだーーーー(lll゚Д゚)」



ってパニくっちゃって、

「地図なんていらねぇ!自分の道は自分で決めろ!」

なんて思ってた僕ですが、仕方なく地図を見ると

ただ地図を見るのが面倒だっただけ



ものすごく間違った道を歩いてることに気づいて、

軌道修正。


そして駅到着から1時間後、ようやく到着。

(バスにしとけばよかったw

Cimg5814



























そんで入り口探してちょっと歩くとデッカイ門発見!


「おお!さすがサヴォア邸…」なんて思ったけど、

なぜだか門が閉まってる…(汗;;;


まさかの休館日かと思ってガイドブック見たけど、

そんなことはないし…。


そんな感じで門の前をウロチョロしてると、

門の前に一台の自家用車が止まって、

中から少年が出てきて、門の前をウロチョロ。


しばらくして車の中のオカンとこ行って、

少「サヴォア邸開いてないみたいだよ」

オ「あら、本当に~」

少「あーめっちゃショック~最悪や~」

オ「そうね残念ね。とりあえず車に乗りなさい」


みたいな会話のあと車は走り去った…


もちろん僕はフランス語分からんから、

頭の中でアフレコしていたわけだが、

なんとな~く会話の雰囲気とかで分かるのね(笑)


その会話を聞いて「こんなオチかよ」って落胆しつつ、

駅を向かうことに…


そしたらさっきの門から30mぐらい離れたところに

ちっちゃな入り口が!!

Cimg5818



















でも、なんか入り口全体から

「従業員用の出入り口ですが何か?」

っていう雰囲気が出てるのね(笑)


「でもせっかく来たわけやし、入っちゃおう♪

 もし警報とか鳴って警備員来たら

 それはそれでなんとかなるやろう♪(ならない)」


ってことで恐る恐る中へ。


まったくひと気のない森をちょっと歩くと、

ようやくサヴォア邸らしき影が!

Cimg5813



















でもひと気が全然ねぇ!!


「でも、ま、外観を見るぐらいならいいしょ!」

ってことで恐る恐る外から撮影。

Cimg5804



















そしてやっぱり人の気配がまったくないのね(笑)

Cimg5795




















かと言って警報が鳴るわけでも警備員が来るわけでもなく…


そんで、

「まさか中に入れるわけはないよな~」

とか思いつつサヴォア邸に入るドアを引いてみたら…


引けた!!


そんで恐る恐る中へ入ると…



「ボンジュール!!」



人がいた!!


人はおらんと思っとったからビックリ!!


でも普通に開館してるみたいでよかった(^ω^ )



そんで、20世紀最高の住宅建築なのに、

こんなに閑散としてることに(見学者は俺だけ)

衝撃を受けつつも見学開始。

(帰り際に日本の建築学科生の研修旅行と思われる

集団が20人ぐらいと欧米人4,5人が来て安心)

Cimg5774




















このサヴォア邸がなんですごいかというと、

コルビュジエが提唱した

「近代建築の5原則」

を見事に具現化したから。


▼ル・コルビュジエ(1887-1965)

Cimg5784

























「近代建築の5原則」とは

①ピロティ

②水平横長の窓

③自由なプラン

④自由なファサード

⑤屋上庭園

のこと。

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内部も70年以上前に作られたとは思えないほど前衛的。




▼2階のテラスと屋上へつながるスロープ

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▼1階の螺旋階段
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▼2階へとつながるスロープ

Cimg5752



















▼浴室

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▼左からLC1,LC2

Cimg5753



















▼LC4

Cimg5755




















ずっとサヴォア邸行きたいって思ってたから、

やっぱ感動は大きかった!


モンサンミッシェル見たときの感動といい勝負です!


実はこのあとイタリアでヨーロッパを1ヶ月旅しようとしてる

建築学専攻の日本の学生、Kくんに出会って、

「建築勉強してるんやったら、

  フランスでサヴォア邸見たほうがいいよ!」

って言って、サヴォア邸の写真見せたら、

「なんかティッシュの箱みたいっすよね!」


ティッシュの箱って…巨匠の傑作をヽ(´▽`)/



Kくん>コルビュジエ



きっとKくんは大物になるね☆



⇒『フランス・イタリア旅行記(8)』へ

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コメント

面白い記事ですね。私もフランスに行く機会を得たので行ってみようかと思っています。正しい入口??から入ったときは入場料あるんでしょうね。

投稿: うかつ | 2013年3月21日 (木) 00時55分

>>うかつさん
コメントありがとうございます。結局僕の入った入口が正しかったようです。入場料は建物の中でばっちりとられましたよ。是非サヴォア邸行ってみてくださいね。

投稿: しお | 2013年4月 7日 (日) 17時05分

この記事へのコメントは終了しました。

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