20.直島

2013年10月12日 (土)

瀬戸内・直島アートの旅(4)~本村地区編~

本村地区は直島の中心地。


この本村地区では空家となった古い古民家に

現代アートを展示する「家プロジェクト」が行われており、

7ヶ所が公開されています。


この中でも安藤忠雄の建物(こちらは新築)に、

ジェームズ・タレルの作品は設置した「南寺」に行ってみたかったけど、

なんとまさかの3時間待ち(^-^;


あと2時間ほどで直島を発つ予定だったので、仕方なく断念。。。



しかーし!!本村地区にはANDO MUSEUMがあるのです!!


気持ちを切り替えて最近オープンしたばかりのANDO MUSEUMへと向かいます。


もし将来、安藤忠雄の作品などを紹介する美術館ができるとしたら、

外観は当然のごとくコンクリート打ち放しの建物なんだろうな~と思ってたけど、

ANDO MUSEUMは一見すると安藤らしくない古い古民家です。

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壁もまったく安藤らしくない。笑

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しかし、建物内部は打ち放しのコンクリートとうまく自然光を取り入れた

安藤ワールドが広がっていました。


ANDO MUSEUMには安藤忠雄の直島での活動や直島の歴史を紹介した

写真やスケッチ、模型が展示されていました。


規模はとても小さいのですが、光と建築が見事に融合しており、

安藤忠雄らしい建築でした。



そのあとは少し歩いて護王神社へ。

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NHKの日曜美術館で中谷美紀さんが紹介してて、

一度は行ってみたいと思ってたんです。

(中谷美紀好きっていう要因が大きいが。笑)


光学ガラスでできた透明な階段がとてもきれい。

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この透明な階段は地下の石室まで続いています。


石室には懐中電灯を持って入ることができ、

暗闇の中、妖しく光る階段がとても神秘的でした。


護王神社を見学したあとは宮浦港へ向かい、

14時20分発のフェリーに乗って直島を後にしました。


直島を旅したのは実質4、5時間だけの短い旅でしたが、

行ってみて本当に良かった。


直島は期待以上でした。


『人間失格』の主人公級に荒みきっていた気持ちが、

少しは穏やかさを取り戻せました。笑


次は一泊二日くらいで旅したいですな~。

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2013年10月 6日 (日)

瀬戸内・直島アートの旅(3)~草間彌生「南瓜」編~

地中美術館を出たあとはバスでベネッセハウスミュージアムへ。

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こちらも安藤忠雄設計の美術館で、

地中美術館と同じように外観はほとんどありません。


ベネッセミュージアムも現代アート作品を展示しているのですが、

単に作品を購入して展示するのではなく、

作家が実際に直島を訪れ、直島で作品をつくるという試みを続けている点が、

面白いと感じました。


それに海沿いのテラスからの眺めがとても良かったです。

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ベネッセハウスのあとは再びバスで地中美術館へ。。。


実は地中美術館のロッカーに預けた荷物を忘れてくるっていうね\(^o^)/



地中美術館へ戻るとチケットセンターには長蛇の列が…!


なんと3時間待ちになってました。。。


朝一で地中美術館行っておいてよかった。。。




荷物を無事回収したあとはバスでつつじ荘方面へ。


そういえばバスの運転手に、

「このバス、地中海行きますか?」って聞いてるおばちゃんがいて、

「ヨーロッパには行かないよ」と答えた運転手はセンスあるなぁ~と思いました。笑



途中にベネッセハウスのお土産屋さん前で下車して、

ジャムやらクッキーやらいろいろ購入。



お土産を買ったあとは歩いて草間彌生の「南瓜」へ。


写真中央の黄色い点が「南瓜」です。

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5、6分歩くと「南瓜」どーん!!!!

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青色と黄色のコントラストいいね!


穏やかな瀬戸内海の風景が「南瓜」によって異空間に。



草間彌生ワールド。



くぅ~、国立国際美術館の草間彌生展に行きそびれたのが悔やまれる。。。


この「南瓜」のヘタの部分は一度高波にさらわれ行方不明になったそうですが、

地元の漁師さんたちが見つけてくれたそうです。


「南瓜」は直島の顔とも言えるだけあって、

写真撮影のために行列ができていました(^-^;


ここの浜辺がきれいだったので、お昼ご飯におにぎりを食べる。

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海が本当にきれいでした。

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しばらく海辺でまったりしたあとは、つつじ荘まで行き、

再びバスに乗って旅のクライマックス、本村へ!



つづく

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2013年9月28日 (土)

瀬戸内・直島アートの旅(2)~地中美術館編~

直島を訪れてみたかった最大の理由は地中美術館でした。


もはや98%の地中美術館と、2%の草間彌生というくらいです。笑

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地中美術館はその名の通り地中にある美術館。


これは安藤忠雄が島の景観に配慮してデザインしたためであり、

外からは建物のボリュームを感じることはありません。

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(写真は地中美術館HPより)



この安藤忠雄の作品の中にモネ、ジェームズ・タレル、

ウォルター・デ・マリアの作品が展示されています。


作者ごとに別れた部屋には人数制限が設けられており、

待ち時間はあるけど、少人数でゆっくりと作品を鑑賞することができます。



まず最初はモネ。


地上からの自然光のみが入り込む真っ白な部屋の中に

5点のモネの作品が展示されています。


モネの作品自体は大山崎山荘美術館で見た作品の方が良かったけど、

展示室とモネの作品の相性が非常に良く、

モネのために作られた部屋だということがよく分かりました。



続いて見たのがジェームズ・タレルの作品。


ジェームズ・タレルという作家は失礼ながら全く知りませんでしたが、

光と空間を題材にした作品を制作しており、国際的に有名らしい…!


彼の作品は3つ展示されていましたが、

「オープン・フィールド」という作品が一番良かったです。


一見すると壁にただ青いスクリーンが映し出されただけなんですが、

なんとこのスクリーンは壁の開口部で、中に入っていけるのです!

(言ってることがよく分からないかもしれないけど…)


最初は本当にただ壁に青いスクリーンが映し出されているだけの

つまらない作品だと思っていたので、中に入れることにとても驚きました。


青い光の中に入っていくと、そこはまるで無限に続く空間で、

どこに壁があるのかも分からない宇宙のような不思議な空間でした。



そして最後にウォルター・デ・マリアの作品を鑑賞。


実は地中美術館を訪れた最大の目的は

彼の作品「タイム/タイムレス/ノー・タイム」を見るため。

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(写真は地中美術館のHPより)


階段の上に置かれた花崗岩の球体。

壁に並ぶ金色の柱。

天から差し込む光によって表情を変える作品。


ずっとこの作品を見てみたかったのですが、

生で見た感動は想像以上のものでした!!


安藤忠雄が作った空間と見事にマッチしていて、

建築の力でここまで芸術の魅力を引き出せるのかと驚嘆しました。


芸術作品にも感動したことあるし、建築に感動したこともあるけど、

地中美術館で感じたのは芸術と建築が見事に融合して

ひとつの作品に昇華した感動でした。


また地中美術館には絶対に訪れたいです!!

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2013年9月27日 (金)

瀬戸内・直島アートの旅(1)~思いがけない旅編~

8時12分、高松港発のフェリーに乗って直島へと向かいました。

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穏やかな瀬戸内海がとてもきれいでした。

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海は広いな~、大きいな~。


海を眺めていると自分の悩みや不安なんてちっぽけなもんだな~

と思い知らされ、なんだかどうでもよくなってきます。


近所に海がほしい。笑




直島はいつか行ってみたいと思ってた場所だったのですが、

あまりにも突然行くことになってしまい、一眼レフなし、あるのはiPhoneのみ。



予備知識も安藤忠雄の建築群があるのと、草間彌生の南瓜くらい。。。





しかも、諸事情により服装はスーツ。。。という少し残念な旅となってしまいました。



高松港を出港してから約50分で直島の宮浦港に到着。



フェリーから見えた直島は「本当にアートの島なのか?」と思うほど、

なんの変哲もない、木々と小さな集落しか見えない島だったけど、

宮浦港に着くといきなり草間彌生の「赤かぼちゃ」が出迎えてくれます。

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直島キターーーーー!!!!




そしてそのすぐ側にはSANAAによる「海の駅なおしま」があります。

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SANAAというのは妹島和世と西沢立衛の建築家ユニットで、

今、世界で最も注目されている建築事務所のひとつです。


直島に降り立った瞬間から草間彌生とSANAAの作品に出迎えられ、

もはやすごい気しかしない直島。


ゆっくり見たかったけど、ちょうど地中美術館行きのバスが出発寸前だったので、

バスに飛び乗り、地中美術館へ。



つづく

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